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多目的トイレ、実は少ない祇園エリア 事前に知っておきたいトイレ事情

石畳の路地、京町家の連なる花見小路、しだれ桜で有名な円山公園——祇園は京都観光の中でも指折りの人気エリアです。ただ、車椅子や介助が必要な方、オストメイトの方、小さなお子さん連れの方にとって見落としてはいけないのが「トイレ事情」です。

実は、祇園・円山公園周辺にある京都市の公衆トイレの多くには、多機能トイレ(車椅子対応・オストメイト対応などのバリアフリートイレ)が設置されていません。このエリアを歩く前に、事前に知っておきたい情報をまとめました。

目次

祇園エリアの公衆トイレ、実は「多機能トイレなし」が多数

京都市が公開している公衆トイレの設備一覧を確認すると、祇園・円山公園エリアの主要な公衆トイレは、いずれも多機能トイレが「なし」と明記されています。

トイレ名所在地多機能トイレ
祇園石段下公衆トイレ東山区祇園町北側(市営円山駐車場入口横)なし
祇園白川公衆トイレ東山区石橋町なし
円山公園銅像前公衆トイレ東山区円山町なし
円山公園弁天堂前公衆トイレ東山区円山町なし

観光客でにぎわうエリアの中心部にあるトイレほど、実は一般トイレのみという実態があります。「近くにトイレがあるから大丈夫」と思って向かうと、多機能トイレがなく困ってしまう、というケースが起こりうるので注意が必要です。

頼りになるバリアフリー対応トイレ

祇園エリアで多機能トイレを探す場合、次の2か所が確実な選択肢になります。

京阪「祇園四条駅」(改札内)

2016年のリニューアルで、車椅子利用可能なお手洗い、オストメイト用設備、乳幼児用設備を備えた多機能トイレが新設されました。エレベーター・スロープも整備されており、駅係員が不在の時間帯もインターホンで呼び出しが可能です。祇園エリアの中心(花見小路・南座・鴨川沿い)からのアクセスもよく、「困ったらまず祇園四条駅」と覚えておくと安心です。

八坂神社(西楼門横)

西楼門横にあった老朽化した公衆トイレが建て替えられ、バリアフリートイレが新設されました。以前は和式便器のみでしたが、改修後は全洋式化に加えて、車椅子対応・お子様連れ配慮の設備も整えられています。八坂神社を参拝する予定なら、境内で立ち寄れる貴重なポイントです。

立ち寄り先としてホテル・商業施設も選択肢に

公衆トイレ以外では、祇園・四条エリア周辺のホテルのロビーや、大型商業施設の多機能トイレも活用できます。ただし、施設によっては「宿泊者・利用者専用」としている場合や、多機能トイレの有無が施設ごとに異なるため、訪問前に電話やSNSで確認しておくのが確実です。突然の立ち寄りよりも、あらかじめ「使えるお店・施設」を1〜2か所リストアップしておくと、当日慌てずに済みます。

お出かけ前のワンポイントアドバイス

  • ルートに祇園四条駅か八坂神社を組み込む:花見小路や二寧坂・産寧坂を歩く前後に、どちらかを経由するルートを組んでおくと、トイレの心配を大きく減らせます
  • 公衆トイレの設備は変更されることがあるため、長時間の外出前には、京都市の公衆トイレマップや「みんなで作ろう!多目的トイレマップ」などのアプリで最新情報を確認しておくと安心です
  • オストメイト対応が必要な場合は特に事前確認を。一般的な多機能トイレでも、オストメイト対応設備がない場合があります

参考リンク


本記事のトイレ設備情報は取材時点のものです。改修等により内容が変更される場合があるため、訪問前に各施設・京都市の公式情報でのご確認をおすすめします。

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